さて今回はユーザーを作成しようかと思う。
rootユーザーだけで何でもかんでもしてしまうのは、
最初の頃はよくやってたが、基本的に良くないことである。
rootユーザーというのは本当に大事な作業だけする最後の切り札、
リーサルウェーポンみたいなもので、普段の皆の衆がやるような単純作業は、
rootユーザーの仕事ではないのである。
そう、rootユーザーというのはまさに、サーバの中の「神」なのだ。
だから万が一、rootの権限でサーバに侵入されるなんて、
絶対にありえないことが起こってしまうと、
すべては粉みじんにされ、草木は枯れ、何もかもが真っ二つになってしまうのである。
まさかと思うがサーバのrootのパスワードを「password」などとしている人はいないだろうか?
rootのパスワードを「root」にするとか、「pwd」にするとか、「himitsu」にするとか、
いないだろうか?
いや、まあ実際は悪意の人たちも、それほどヒマではないので、大抵そんなレベルのセキュリティー意識でも、
まあ普通は問題が起きない。
それにまさか悪意の人たちもrootのパスワードが「password」であるだなんて、決して信じないし、
試しもしないと思う。
そうこれはまさに「灯台下暗し」の論理である。
しかしどちらかというとrootのパスワードを「password」にしてしまう冒険はお勧めはできない。
と、今回は結構作業が簡単なので、無駄話が長くなってしまった。
では早速取りかかってみたいと思う。
今回は「kimura」というユーザーをサーバに作成すると想定しようと思う。
まずはテラタームでサーバにアクセスしようと思う。
アクセス完了。
コマンドだけどこれでいいのはないだろうか?
adduser kimura
うん、出来たっぽい。
でもこれで終わりではない。
今度はkimuraのパスワードを決めなければいけない。
これはこんな感じのコマンドになる。
passwd kimura
すると以下のように二回パスワードが聞かれる。
New password:
Retype new password:
入力しても、反応はないので、「あれ?どうなってんの?」と思うかもしれないが、
心配は無用である。
自信を持ってパスワードを入れ終わったら、確信を持ってエンターを押せば良いのです。
しっかりと、あなたの入力はコンピューターに刻み込まれています。
ただシャイなコンピューターはそれに対して、全く顔色を変えないように頑張っているのです。
というわけで、ユーザーの追加は完了である。
テラタームとFFFTPで正しくアクセスされるかどうか試してみたいと思う。
テラターム--->OK
FFFTP--->OK
テラタームやFFFTPの使い方は、サーバというより、ツールの使い方なので、
こちらは、言及しないことにします。
ついでに、ユーザーの削除のコマンドも掲載いたします。
userdel kimura
というわけで今回は以上になります。
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