2013年1月12日土曜日

ユーザーを作成する


さて今回はユーザーを作成しようかと思う。

rootユーザーだけで何でもかんでもしてしまうのは、
最初の頃はよくやってたが、基本的に良くないことである。

rootユーザーというのは本当に大事な作業だけする最後の切り札、
リーサルウェーポンみたいなもので、普段の皆の衆がやるような単純作業は、
rootユーザーの仕事ではないのである。

そう、rootユーザーというのはまさに、サーバの中の「神」なのだ。

だから万が一、rootの権限でサーバに侵入されるなんて、
絶対にありえないことが起こってしまうと、
すべては粉みじんにされ、草木は枯れ、何もかもが真っ二つになってしまうのである。

まさかと思うがサーバのrootのパスワードを「password」などとしている人はいないだろうか?

rootのパスワードを「root」にするとか、「pwd」にするとか、「himitsu」にするとか、
いないだろうか?

いや、まあ実際は悪意の人たちも、それほどヒマではないので、大抵そんなレベルのセキュリティー意識でも、
まあ普通は問題が起きない。

それにまさか悪意の人たちもrootのパスワードが「password」であるだなんて、決して信じないし、
試しもしないと思う。

そうこれはまさに「灯台下暗し」の論理である。

しかしどちらかというとrootのパスワードを「password」にしてしまう冒険はお勧めはできない。

と、今回は結構作業が簡単なので、無駄話が長くなってしまった。

では早速取りかかってみたいと思う。

今回は「kimura」というユーザーをサーバに作成すると想定しようと思う。

まずはテラタームでサーバにアクセスしようと思う。

アクセス完了。

コマンドだけどこれでいいのはないだろうか?

adduser kimura

うん、出来たっぽい。

でもこれで終わりではない。

今度はkimuraのパスワードを決めなければいけない。

これはこんな感じのコマンドになる。

passwd kimura

すると以下のように二回パスワードが聞かれる。

New password:
Retype new password:

入力しても、反応はないので、「あれ?どうなってんの?」と思うかもしれないが、
心配は無用である。

自信を持ってパスワードを入れ終わったら、確信を持ってエンターを押せば良いのです。

しっかりと、あなたの入力はコンピューターに刻み込まれています。

ただシャイなコンピューターはそれに対して、全く顔色を変えないように頑張っているのです。

というわけで、ユーザーの追加は完了である。

テラタームとFFFTPで正しくアクセスされるかどうか試してみたいと思う。

テラターム--->OK

FFFTP--->OK

テラタームやFFFTPの使い方は、サーバというより、ツールの使い方なので、
こちらは、言及しないことにします。

ついでに、ユーザーの削除のコマンドも掲載いたします。

userdel kimura

というわけで今回は以上になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿