2013年1月14日月曜日
DNSサーバ構築その2
さて、前回ではDNSサーバ用にGMOクラウドPublicの管理ページから以下の二つのサーバを立ち上げた。
dns1.katsukyoku.com
dns2.katsukyoku.com
では今回は、実際に「お名前.com」のレンタルDNSを設定し、
こちらの二つのドメインが実際に立ち上げたDNSサーバのipアドレスを指し示すように設定しようと思う。
こちらは「お名前.com」上での設定で、サーバ構築とは関係ないため、説明は割愛する。
要するに「dns1.katsukyoku.com」のドメインが「111.111.111.111」のようなIPアドレスを指し示すようにして、
「dns1.katsukyoku.com」のドメインが「222.222.222.222」のようなIPアドレスを指し示すように設定するわけだ。
「111.111.111.111」とか「222.222.222.222」の部分は立ち上げたサーバのIPアドレスが入る。
そちらはGMOクラウドPublicの管理ページで確認できる。
さてさて、では実際にやってみようかと思う。
とりあえずホスト名「dns1.katsukyoku.com」と「dns2.katsukyoku.com」のipアドレスをテキストエディタに控えた。
ではお名前.comにいざアクセス。
というわけで、設定の方が完了した。
あとDNSサーバの呼び方だけど、メインのものが「プライマリネームサーバー」で、
サブの方が「セカンダリネームサーバー」というらしい。
つまり「プライマリネームサーバー」が「dns1.katsukyoku.com」で、
「セカンダリネームサーバー」が「dns2.katsukyoku.com」にするわけだ。
さてさて、次はいよいよ、studywind.infoのDNSサーバ(ネームサーバ)を変更したいと思う。
あとちょっと気になったのだけど、GMOクラウドPublicで立ち上げたサーバのIPアドレスなのだが、
最初の3つの部分が同じなようだ。
つまり以下のようなことだ。
143.56.0.45
143.56.0.25
143.56.0.87
IPアドレスは適当につけている。ありそうな感じのものを。
実際のIPアドレスをここに書いてしまうのはちと抵抗がある。
まー調べればすぐにバレることなのだけど。
ドメインからipアドレスを調べる方法は簡単だと思う。
興味がある方は検索すればすぐに見つかると思います。
まあ、それはいいとして、どうもDNSサーバというものは、その正体が理解しにくいもので、
昨日はずっと考え込んでいた
DNSってなんじゃ?
まずはそう、「お名前.com」に金を支払って「studywind.info」というドメインを入手した。
その「studywind.info」というドメインは現在「お名前.com」のDNSサーバで管理している。
それを変更する。
自分のところのDNSサーバに。
そこらへんの仕組みへの理解が曖昧である。
うーむ。
お名前.comの管理ページからネームサーバ(DNSサーバ)を変更というものをすると、
DNSサーバが変更されるだろう。
自分のDNSサーバに。
でも「studywind.info」ってドメインはどこから湧いてきたのだろうか?
お名前.comがどっかから仕入れているのかなあー。
例えばそう、どこかのインターネットの支配者みたいなところがあったとする。
ネット支配者と名付けておこう。
そのネット支配者にお名前.comはこう言う。
「infoのドメインを100くらい売ってください。infoのドメインを100個使う権利を!我々に権利を!!!」
ネット支配者いわく「まあ、そう興奮するな、お名前.com君よ。良かろう、売ってしんぜよう。infoドメイン100個分の権利を」
そこで、私のようなお名前.comのお客さんが登場するとする。
名前はドカベン、山田太郎と名付けておく。
山田太郎いわく「お名前.comさん、study.infoというドメインをレンタルしたいのだけど、良いかね?」
お名前.comいわく「ちょっと待ってて。いいかどうか調べてみるから。座って待ってて」
お名前.comはネット支配者に電話をした。
お名前.comいわく「あの、すんません。infoの権利を100個持ってるもんなんですけど、早速1個使いたいです。study.infoとかって使えます。もうかぶっちゃってますかね?」
ネット支配者いわく「ちと待ちたまえ。調べてしんぜよう。まあ『studywind.info』というものが、すでに使われている場合は諦めたまえよ。
いくらinfoを使用する権利を100個持っているとはいえ、すでに使われている場合は、先に使っている方が優先だ。早い者勝ちなのだよ。世の中というものは。
いいかー良く聞けー。早いもの勝ちなのだよってことだ!!!」
お名前.comいわく「わかりました。肝に銘じておきます」
ネット支配者いわく「さいわいそう、『studywind.info』というのはまだ使われていないようだ。支配者データベースに聞いたらそう言ってたよ。
だからまあいいよ、使っても。使えるよ」
お名前.comいわく「そうですか、了解です。ではさようなら」
と、お名前.comは、そっけなく受話器を置いた。
お名前.comいわく「山田太郎さーん、ちょっとこっちきて」
山田太郎いわく「はい、なんでしょう。審査結果がでましたか?」
お名前.comいわく「うん出たよー。使っていいからね『studywind.info』っての。一年間300円で貸してあげるよ。うちのDNSサーバで管理する?」
山田太郎いわく「あ、はい、お願いします。なんかすいません」
というのが、今の状況である。
ここからDNSサーバを自分のところに変更するわけである。
山田太郎いわく「すんません、お名前.com閣下、お借りしている『studywind.info』なのですが、うちのDNSサーバで管理しようかと思います。
まあうちのDNSサーバのドメイン『dns1.katsukyoku.com』は、お名前.com閣下のDNSサーバで管理されているわけなのですけどね。えへへへへ」
お名前.comいわく「ん?何?言ってる意味が良く分からない。『studywind.info』を君のところのDNSサーバで管理するように変更するってことなのね?」
山田太郎いわく「はい、そうです。なんかすいません」
お名前.comいわく「うん、了解。余計なことは言わなくていいからね。イラっとするから。じゃあうちの管理ページからDNSサーバ変更の手続きをしなさい。
はっきり言っておく。『ネームサーバの変更』ってところから変更しなさい。分からないことがあったら、またおいで」
山田太郎いわく「はい、わかりました。そのようにいたします。今後ともごひいきにお願い致します。ではわたくしこれで失礼します。ありがとうございました」
山田太郎は深々とお辞儀して、部屋を出て行った。
・・・と、こういうイメージで合っていると思う。
で、気になるのが、一番最初のDNSサーバのドメイン、これはどこから来るのか?
まあ、ここはネット支配者が、勝手に決めていると想像しておく。
ネット支配者がドメインを勝手に決め、それに空いているipアドレスを勝手に紐づける。
そしてネット支配者DBに登録する。
ネット支配者DBを調べると、空いているipアドレスはすぐに見つかる。
支配者はドメインも勝手に産み出すこともできる。
支配者1:「『.fuck』っての作らない?」
支配者2:「たはっ!いいねー。あそうだ。『.sex』ってどうよ?」
支配者1:「たはははは!そのものズバリやのー。たはっ!」
支配者2:「たはっ!」
というような、バカバカストーリーが見えない世界で繰り広げられていると、想像しておく。
つまりそう、たぶん、ipアドレスも、ドメインも全てを完全に支配する、インターネットの神が、
どっかに存在しているのだろう。
たぶんね。
というわけで、今回の記事はここまで。
次回の記事では早速ドメイン「studywind.info」のDNSサーバを自分のところをDNSサーバに変更してみたいと思う。
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